認知(行動)療法とは?

認知療法・認知行動療法とは…

「現実の受け取り方」や「ものの見方」を認知といいますが、認知に働きかけて、こころのストレスを軽くしていく治療法を「認知療法・認知行動療法」といいます。
認知には、何かの出来事があったときに瞬間的にうかぶ考えやイメージがあり「自動思考」と呼ばれています。
「自動思考」が生まれるとそれによって、いろいろ気持ちが動いたり行動が起こります。
ストレスに対して強いこころを育てるためには「自動思考」に気づいて、それに働きかけることが役立ちます。

つらくなったときに頭に浮かんだ考えやイメージに注目して、バランスの良い考え方に変える。

認知療法・認知行動療法では、つらくなったときに少し立ち止まり、そのときに頭に浮かんでいる自動思考を現実にそった柔軟なバランスのよい新しい考えに変えていくことで、その時々に感じるストレスを和らげる方法を学ぶことができます。
そして楽な気持ちでもっと自分らしく生きられる可能性がでてきます。

あなたが悪いわけではありません。

ここで問題にしているのは「あなた」ではなく、あなたの考えです。
「人」は変えられませんが、「考え」は変えられます。
あなたのストレスを軽くするために。あなたの考えを柔らかくします。
あなたが自分らしく生きていくためには、自由な考えを身につけることと、ストレスを軽くすることに両方が必要なのです。

気持ちは考え方に影響される

例を一つあげてみましょう。
人で夜道に迷っている場面を想像してください。
まわりには誰もいません。疲れが全身に広がります。
このようなとき、どのような考えが浮かびますか?

このように、同じ体験をしても、それをどのようにとらえるかで、そのときに感じる気持ちはずいぶん違ってきます。
からだの反応や行動も違ってきます。
認知療法はあなたの気分を軽くしてストレスを減らせるように、あなたの考えをやわらかくするのです。

認知療法・認知行動療法のすすめかた

  1. まずあなたのストレスに気づいて、問題を整理してみましょう。
  2. あなたの考え方(自動思考)があなたの感情や行動に、どのように影響しているのか調べましょう。
  3. 生活を振り返りながら、こころが軽くなる活動を増やしていきます。
  4. 自動思考の内容と現実とのズレに注目して、自由な視点で現実にそった柔らかいものの見方に変える練習をします。
  5. そのときに、あなたにとって何が大切かを考えてみると良いでしょう。
  6. バランスよく考えられるようになってきたら、問題を解決する方法や、人間関係を改善する方法を練習して、今できることに取り組みましょう。

認知療法を理解を深めるために…

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